2008.01.14

2008.01.05,06 / MIKA DANCE

数日前の現場ですが、吉祥寺シアターにて 「MIKA DANCE 」という、公演を行いました。
この公演は木村美佳さんというダンサーの方のお仕事です。

このダンス公演(コンテンポラリー)では、いつも一緒に仕事をさせて頂いている「中村隆彦氏」も御一緒させて頂きました。
今回の公演は1月5日、6日だったので小屋にとっては初舞台だったみたいです。
新年1番乗りというのは少し気分も高揚しますね。
12月30日にリハーサルが行われたので、お正月は休み無し状態でしたが。。それも又良しと言う事で。


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今回のチラシになります。

そして、今回のシステムは基本的に小屋の機材を使用しました。
しかし、デッキ類など卓周りに関しては持ち込みで行ってます。
その理由はと言いますと。

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今回の公演では、Qが結構多かったのでレスポンスの良いデッキが必要な為、常設機材よりも使い慣れた機材を利用したいというのが一番の要因です。
最近はPCで叩く事もたまにありますし、CD出しも多いのですが、シビアなQの場合は未だMDを使用する場合も有ります。
しかし、MDはやはり音に多少不満が有りますので、デッキの選定もシビアになってきます。
T's SoundではメインのMDデッキをTASCAM MD-801Rを使用しています。

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このデッキ、残念ながら既に生産は終了しております。
しかしこのデッキ以外でここまでレスポンスの良いMDデッキは無いと思っております。
元々芝居で使用していたのですが、とても機能と使い勝手が良いのでうちではメインのMDとなってます。
今回のようなQがシビアな現場ではこのデッキ以外は考えられない、と言うくらいに良いです。

今回の公演は去年IMAホールでの公演でも一緒だった中村隆彦ダンススタジオが出演していたので、裏方としてはとてもやりやすかったというのも実情です。

プラン的には、どうしても小屋が小さい為、空間を演出する音の許容量も多少少なめに感じました。
しかし天井高は結構あったので、その分ギャラリーにスピーカーをフライングしたりと、縦方向の演出が結構やりやすい小屋なのかなと。
機材的問題で床置きをしたくなかったのですが、どうしてもメインLRのみは床置きになってしまいました。プロセは客席前方、後方に別に設置されており(同系統)、返しのスピーカーは通常は床置きらしいのですが、無理をお願いしてギャラリー2Fからのフライングで舞台をカバーしております。


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そして、空間を創る上でリアのスピーカー設置も考えたのですが、今回は却下です。
その分リバーブなどの空間系のエフェクトを使用して、ネタに広がりを付けたりなどのオペレート内容でカバーしました。

最終的に、お客様も毎回ほぼ満席の状態で素敵な舞台に仕上がったのではないかと思います。

T's Sound ではコンテンポラリーの舞台が2月にも予定されておりますので、その情報も確定次第アップしていきます。

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2007.10.08

曲編集(音響?音効?)

本日は曲編集を事務所にて行いました。お客様は某女子体育大学の学生さんです。

こちらのお客様は去年も文化祭でのダンス用の曲の編集でした。
4曲形にするものなのですが、基本的には尺の変更及び音の追加、及びCDでの納品です。

波形はもう見慣れたもので、昔の6mm時代に比べれば格段に編集作業は楽になってます。
一時期はMDでのデバイド、コンバイン作業でやっていた時期もあります(苦笑)
一番最初にMACで編集を始めた頃はPEAKを使用していましたが、最近ではProtoolsが殆どのシェアを弊社の中では占めております。
編集内容によっては、ACIDを使用する場合も有り、波形とひたすらにらめっこなのですが、慣れてくると1曲の尺変更程度なら5〜10分程度で完成します。

急ぎの作業の場合でProtoolsでのバウンス作業時間すら取りにくい場合は、ACIDでレンダリングにします。
勿論音質等の問題が有りますので、バウンスとレンダリングの音の違いもきちんと把握しておく必要が有るのも認識しておかなくてはなりません。

編集ソフトが充実している昨今、素人さんでもProtoolsやACIDを使用されている方も大勢いらっしゃいます。
その中でプロとしての編集作業として求められるのはやはりスピードと正確性、音質などが上げられると思います。
プラグインを多用出来るのもきちんとした使い方を知っていればこその音作りも有ると思います。

簡単に編集出来る環境が身近になったからこそ、我々プロは襟を正して真摯にお客様と向き合って行かなくてはならないのでは無いでしょうか?

先日、現場での突発的な編集作業に当たっている時に、音響技術者さんから、その編集作業はもはや音効の仕事ではないのかと疑問が投げかけられました。
しかし、自分達が現場で流す音だからこそ、音効であろうが音響であろうが境界線は自分の中で決めるべき物なのではないでしょうか?
勿論、プロとしての編集作業の技術を身につけるにはそれなりに努力が必要です。
しかしその努力が、お客様の演出などに一つの提案を投げかける事が出来るとするならば、それは必要な努力なのではないでしょうか?

現場でのキッカケは弊社スタッフは1秒以下の呼吸が大事と共通認識を持っております。
その呼吸を感じる為に編集から、フレーム対応でキッカケを出せる機材も必要です。

音は舞台を支配する瞬間が有ります。

その瞬間こそ呼吸で有り、出演者の方々との無言のキャッチボールだとティーズサウンドでは考えます。


Kashiwa

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2007.09.14

試写会

先日、某映画の試写会の音響をやって参りました。
場所は表参道ヒルズ、スペースO(オー)。ここは既に3回程他の現場でもお世話になっております。


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今回は3回目という事もあって、小屋の方とも親密なお仕事をさせて頂きました。
現場自体はフィルムの上映での試写会なので、映写技師の方々が映写機をお持ち込みになり、調整等一緒にお仕事をさせて頂きました。
あのフィルムの音声トラックを今回は諸々の諸事情も有り2chステレオでの再生となっていたのですが、Dolbyのプロセッサーに映写機からXLRにて接続をするとプロセッサーの方で音声の各種調整が出来るようになっています。
フィルムでの上映の際には2台の映写機が場合により必要になります。
それというのは、映画の途中で右上辺りに一瞬白い点やグレーの点をご覧になられた方もいらっしゃると思います。その点が一度目で映写機切り替えスタンバイ、2回目の点で一瞬にして切り替えを手動で行っているのです。
ちょうど場面の転換時が多いように感じます。

只、あの技術は間近で拝見させて頂くと、感動します。

やはり最近はHDやネットワークで映画を上映する所も増えて来ているようですが、フィルムでの上映というのはやはりフィルムでしか出ない質感などが映像だけではなく、音声にも現れる気がしてなりません。

Kashiwa

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